働くために必要な力
どこでもWorkでは、自宅で訓練を行い在宅での就労を目指して
いますが、企業で長く働くためにはどんな力が必要なのでしょうか?
特殊な技能やズバ抜けた能力、又は資格が必要だと思われる方も
いらっしゃるかもしれませんね。もちろん、資格は無いよりも
持っている方が有利だとは思います。
ですが、障がいの有無にかかわらず、人が長く安定して働くうえで
必要な能力は下の5つの事柄だと言われていて、下図のように、
ピラミッドの底辺から順に身につけることが重要です。
・健康管理
・日常生活管理
・対人スキル
・基本的労働習慣
・職業適性 (出典:障害者職業センター)
まずは土台がしっかりとしていれば、スキルや難しい技術は毎日
繰り返すことで、いくらでも習得することができます。
「健康管理」とは、体調管理、服薬管理、食事栄養管理など、
人が健康に生きるために必要な能力です。
「日常生活管理」は、生活リズムや金銭管理、ストレスへの対処法
などのことで、自分の症状や特性に対する理解なども含まれます。
「対人スキル」とは、感情のコントロールや苦手な人との付き合い方、
他人に注意されたときの謝り方などです。
「基本的労働習慣」とは、あいさつなどのマナーや組織のルール遵守、
報告・連絡・相談、身だしなみなどのことで信頼関係や相手からの
信用を得ることができます。
朝起きて、食事を食べて、仕事をして、夜になったら寝る。
毎日、規則正しい生活を送ることは、とっても大切なんですね。